ドローンを活用した個人宅配実験が千葉市で開始。

2016.04.06

小型無人飛行機(ドローン)を利用した個人宅配をする実証実験が2016年4月11日から千葉市の幕張新都心で始まります。これは千葉市と企業、研究機関の共同プロジェクトで、2019年の実用化を目指すものです。

まずは公園からマンション屋上に荷物を運ぶ試験飛行を開始。その後は月1回のペースで検討と改善を重ねていく予定。

AmazonやGoogleが早期の個人宅配サービスを目指すなか、日本国内での実現へと期待が高まる反面、安全性ややプライバシーなど、乗り越えるべき課題も多いと感じる方が多いのではないでしょうか。

今回実験に取り組むのは、千葉市、楽天、ヤマト運輸などの大手企業約10社に加えドローンの開発・製造を手がける「自律制御システム研究所」(千葉市)の官民共同の検討会。
記事によるとまず大型のドローンでまとまった荷物を運んだあと、小型のドローンで近隣マンションのベランダへと配達するという。

正確な一の特定にはレーザー光線を射出し、自ら3次元の地図を描いて離着陸場所の位置を把握「1センチくらいの誤差で着陸できる」とのことでかなり精度が高いようです。

日本の住宅集中地帯は電線や特にマンションのベランダともなると洗濯物や小さな障害物が多く、これらをどのレベルで避けることができるのか実験速報に期待ですね。